新企画　since 2007.8.1 　 VOL．３１ 　　２０１０年３月１日更新

今回の歌唱曲は　フランク永井の「大阪ぐらし」 です 大阪ぐらし フランク永井 歌詞情報 - goo 音楽 通天閣 大阪を歌った曲は多いけど、懐メロで秀逸なのは『道頓堀行進曲』と『大阪ぐらし』だと思う。 昭和３年に生まれた『道頓堀・・・』は南地みつ春が最初に歌ったのだが、その後、海原千里・万里がカバーし、メロディは明るく声高らかに歌われる名曲である。低音の魅力で人気のあったフランク永井が歌った『大阪ぐらし』は、その対極にあるしっとりした曲調であるが、ともに大阪の風景や町の風情、人情、当時の世相を色濃く感じさせる。大阪を歌う歌や大阪の地名を入れた歌は、おそらく日本の都道府県では一番多いのではないだろうか。そして、そのいずれもが『和歌山ブルース』や『柳ヶ瀬ブルース』のようなご当地ソングとはひと味違った、曲それぞれに“おおさからしい”感じがすると思う。路上的旅人が切り取る路地裏写真も、その時代を映し込んだ歌が聴こえてくるようだったらうれしい。これからもそんな匂いや音が滲み出てくるような写真が撮りたいのである。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　法善寺横丁 今月の写真日記で大阪ミナミ・道頓堀界隈の風景と 人気の漫才コンビ・おしどりの写真レポートをアップしています 歌はエンドレスで繰り返し再生されます。聞き飽きたら、或いは聞くのに 耐えられなくなったら、気分が悪くなる前にカラオケルームからご退出下さい。 　閉じる（音を消す）

『一節入魂』シリーズ選曲一覧 第１回　　『赤いランプの終列車』　春日八郎 第２回　　『街のサンドイッチマン』　鶴田浩二 第３回　　『男の背中』　増位山大志朗 第４回　　『ごめんね』　小林旭 第５回　　『めぐり逢い紡いで』　大塚博堂 第６回　　『大阪で生まれた女』　BORO 第７回　　『異国の丘』　軍歌 第８回　　『雪國』　吉 幾三 第９回　　やしきたかじん『なめとんか』と『やっぱ好きやねん』 第10回　　『旅的途上』　河島英五 第11回　　『ラバウル小唄』　軍歌 第12回　　『涙は俺がふく』　石原裕次郎 第13回　　『ラヴ・イズ・オーヴァー』　欧陽菲菲 第14回　　『旅人よ』　加山雄三 第15回　　『新潟ブルース』　美川憲一 第16回　　『風雪ながれ旅』　北島三郎 　おまけ　　『おふくろさん』　森　進一　　 　おまけ　　『北国の春』　千　昌夫　 第17回　 『紅とんぼ』　ちあきなおみ 第18回　　『同期の桜』　軍歌　 第19回　　『ぐでんぐでん』　萩原健一　 第20回　　『好きになった人』　都はるみ　 第21回　　『ついてくるかい』　小林旭　 第22回　　『さくら』　森山直太朗　 第23回　　『人生の並木道』　ディック・ミネ　 第24回　　『浅草キッド』　ビートたけし　 第25回　　『月のあかり』　桑名正博　 おまけ　　『釜山港へ帰れ』　チョー・ヨンピル　 第26回　　『大阪の女』　ザ・ピーナツ　 おまけ　　『さざんかの宿』　大川栄策　 第27回　　『男』　志賀　勝　 第28回　　『赤と黒のブルース』　鶴田浩二　 第29回　　『王将夫婦駒』　石原裕次郎　 第30回　　『春夏秋冬』　泉谷しげる　 第31回　　『大阪ぐらし』　フランク永井 第32回　　『遠くで汽笛を聞きながら』　アリス 第33回　　『旧友再会』　河島英五　 第34回　　『あんた』　吉幾三　 第35回　　『君こそわが命』　水原弘 第36回　　『昔の名前で出ています』　小林旭　 　　　　　　　マークをクリックすれば聴けます