旅人よ 加山雄三 歌詞情報 - goo 音楽

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１９６０年代、加山雄三が主演した映画『若大将』シリーズが大ヒットし、当時の「男前」には必ず彼の名前が挙げられた。俳優としてだけではなく、歌手としても数々のヒットを飛ばし、『君といつまでも』は、ちょっと言うのが恥ずかしいセリフと共に結婚式の定番ソングとなった。ギターのテクニックは米軍基地で演奏していたと言うだけあって、俳優の片手間のミュージシャンというよりは、ずっとハイレベルな音楽であった。 学生時代、旅行と言えばテニスかスキーしか行くことがなく、職場の慰安旅行では「旅」という雰囲気ではなかった。そんな僕が４０を過ぎて「路上的旅人」を名乗り、年に何度か撮影目的で旅に出る。行き先は名もない町の路地裏であったり、通勤途中の町であったり、坂道だったりする。時には車で遠出し、土地の名物をちょっと違った角度や斜めのアングルで切り取ったりすることになるとは、若い頃の僕を知る人達は首をかしげて見ていることだろう。旅人に憧れた男がようやく自分にあった旅の仕方を見つけたのだ。 歌詞にある「若き旅人」というには少し年を取りすぎたけど、「いのち果てるまで夢を心に」これからも旅を続けたい。その旅の目的地や行き方は、ちょっと普通の人とは違うけど、遅れてやって来た旅人には、今更気にすることではない。自分の前に道はない。人が行かない道を見つけては寄り道を繰り返しながら、中々、目的地には着かないことが多いけど、得ること、出逢う人は多いのだ。あせらず、ゆっくり、マイペースで。好奇心と収集癖を身上とする旅はまだ始まったばかりだ。

２００８年夏　山陰の町を旅してきました。
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鳥取県倉吉市にて



今回の旅の目的のひとつにスケッチがありました
５０歳を過ぎたおじさんが久しぶりに夏休みの宿題をしました
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