新企画 since 2007.8.1 
 VOL．３５
２０１０年７月１日更新  |
今回の歌唱曲は 水原弘の「君こそわが命」 です
記念すべき第1回レコード大賞を「黒い花びら」で受賞した水原弘は、昭和の歌謡界を代表する歌手でありながら、豪放磊落で破天荒な性格で、病気もあって順風満帆とは言えない不遇な男であった。その後、1967年に出した「君こそわが命」で見事カムバック。レコード大賞歌唱賞を受賞したが、大きなヒットはこの２曲だけで、1978年に病死。昭和を駆け抜けた波乱万丈な人生に幕を降ろす。「黒い花びら」の作詞は永六輔で作曲は中村八大。同じコンビで作った「黄昏のビギン」は、今でもカバーされて歌い継がれている。彼が宣伝したエアゾール式殺虫剤『ハイアース』の四角いホーロー看板が、今でも田舎の町に行くと、錆を浮かせながらも古びた壁に残っている。今生きていたら７５歳だが、看板の水原弘はいつまで経っても３０代のままだ。同じアース製薬のコマーシャルに出ていた由美かおるが、今でもテレビの「水戸黄門」に出ていて、若い雰囲気のままなのも不思議な感じがするけど、昭和の時代は確実に遠くなってきた。僕の歌声も昭和の臭いがするのだろうか。
バックで手拍子をしてくれているみなさんは、大阪市内にある通所デイサービスのお年寄りの方々ですが、中には大正生まれの人もいて、懐かしいと喜んでくださいます。おじいちゃん、おばあちゃんのためにもカラオケボランティアは続けたいと思っています。 ＜過去の様子は Click！＞ |
歌はエンドレスで繰り返し再生されます。聞き飽きたら、或いは聞くのに
耐えられなくなったら、気分が悪くなる前にカラオケルームからご退出下さい。
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『一節入魂』シリーズ選曲一覧
 第１回 『赤いランプの終列車』 春日八郎
第２回 『街のサンドイッチマン』 鶴田浩二
第３回 『男の背中』 増位山大志朗
第４回 『ごめんね』 小林旭
第５回 『めぐり逢い紡いで』 大塚博堂
第６回 『大阪で生まれた女』 BORO
第７回 『異国の丘』 軍歌
第８回 『雪國』 吉 幾三
第９回 やしきたかじん『なめとんか』と『やっぱ好きやねん』
第10回 『旅的途上』 河島英五
第11回 『ラバウル小唄』 軍歌
第12回 『涙は俺がふく』 石原裕次郎
第13回 『ラヴ・イズ・オーヴァー』 欧陽菲菲
第14回 『旅人よ』 加山雄三
第15回 『新潟ブルース』 美川憲一
第16回 『風雪ながれ旅』 北島三郎
おまけ 『おふくろさん』 森 進一
おまけ 『北国の春』 千 昌夫
第17回 『紅とんぼ』 ちあきなおみ
第18回 『同期の桜』 軍歌
第19回 『ぐでんぐでん』 萩原健一
第20回 『好きになった人』 都はるみ
第21回 『ついてくるかい』 小林旭
第22回 『さくら』 森山直太朗
第23回 『人生の並木道』 ディック・ミネ
第24回 『浅草キッド』 ビートたけし
第25回 『月のあかり』 桑名正博
おまけ 『釜山港へ帰れ』 チョー・ヨンピル
第26回 『大阪の女』 ザ・ピーナツ
おまけ 『さざんかの宿』 大川栄策
第27回 『男』 志賀 勝
第28回 『赤と黒のブルース』 鶴田浩二
第29回 『王将夫婦駒』 石原裕次郎
第30回 『春夏秋冬』 泉谷しげる
第31回 『大阪ぐらし』 フランク永井
第32回 『遠くで汽笛を聞きながら』 アリス
第33回 『旧友再会』 河島英五
第34回 『あんた』 吉幾三
第35回 『君こそわが命』 水原弘
第36回 『昔の名前で出ています』 小林旭 
マークをクリックすれば聴けます |
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