新企画　since 2007.8.1 　 VOL．３６ 　　２０１０年８月１日更新

今回の歌唱曲は　小林旭の「昔の名前で出ています」 です 映画では石原裕次郎と並ぶ歌える銀幕スターとして一世を風靡した小林旭も、日活やヤクザ映画路線が下火になると、もともとテレビではあまり出演の機会が少なかったこともあり、裕次郎との差は開いたように思われた。しかし、この歌の大ヒットでカムバックすると彼の大ファンでもあった大瀧詠一が小林のために書き下ろした「熱き心に」（作詞：阿久悠）がCMソングとして大ヒット、NHK紅白歌合戦にも出場を果たすなど、歌手としても成功を収めた。そんな小林旭も１９３８年生まれで今年の１１月には７２歳になる。昨年知り合った、心斎橋でスナックを営むマスターは旭の大ファンで、大阪の応援団長を自認する。路上的旅人が書いた書「風の旅人」が旭の歌の題名だということで気に入り、持ち帰った。今でも店の壁に額装されて飾られているはずだ。昔の名前でまた映画や歌でヒットを飛ばしてほしいけど、どうだろう。年老いたマイトガイを見てガッカリするかも知れないが、いつまでも昔のイメージを保ち続けないといけないスター稼業とは辛いものである。 昔の名前で出ています 小林旭 歌詞情報 - goo 音楽 歌唱場所は、認知症の後期高齢者の方が通所するデーサービスで 歌のボランティア中です。まわりの“盛り上げ隊”のヘルパーさんと 入所者の丁々発止のやりとり（雑音？）もお楽しみ下さい。 歌はエンドレスで繰り返し再生されます。聞き飽きたら、或いは聞くのに 耐えられなくなったら、気分が悪くなる前にカラオケルームからご退出下さい。 　閉じる（音を消す）

『一節入魂』シリーズ選曲一覧 第１回　　『赤いランプの終列車』　春日八郎 第２回　　『街のサンドイッチマン』　鶴田浩二 第３回　　『男の背中』　増位山大志朗 第４回　　『ごめんね』　小林旭 第５回　　『めぐり逢い紡いで』　大塚博堂 第６回　　『大阪で生まれた女』　BORO 第７回　　『異国の丘』　軍歌 第８回　　『雪國』　吉 幾三 第９回　　やしきたかじん『なめとんか』と『やっぱ好きやねん』 第10回　　『旅的途上』　河島英五 第11回　　『ラバウル小唄』　軍歌 第12回　　『涙は俺がふく』　石原裕次郎 第13回　　『ラヴ・イズ・オーヴァー』　欧陽菲菲 第14回　　『旅人よ』　加山雄三 第15回　　『新潟ブルース』　美川憲一 第16回　　『風雪ながれ旅』　北島三郎 　おまけ　　『おふくろさん』　森　進一　　 　おまけ　　『北国の春』　千　昌夫　 第17回　 『紅とんぼ』　ちあきなおみ 第18回　　『同期の桜』　軍歌　 第19回　　『ぐでんぐでん』　萩原健一　 第20回　　『好きになった人』　都はるみ　 第21回　　『ついてくるかい』　小林旭　 第22回　　『さくら』　森山直太朗　 第23回　　『人生の並木道』　ディック・ミネ　 第24回　　『浅草キッド』　ビートたけし　 第25回　　『月のあかり』　桑名正博　 おまけ　　『釜山港へ帰れ』　チョー・ヨンピル　 第26回　　『大阪の女』　ザ・ピーナツ　 おまけ　　『さざんかの宿』　大川栄策　 第27回　　『男』　志賀　勝　 第28回　　『赤と黒のブルース』　鶴田浩二　 第29回　　『王将夫婦駒』　石原裕次郎　 第30回　　『春夏秋冬』　泉谷しげる　 第31回　　『大阪ぐらし』　フランク永井 第32回　　『遠くで汽笛を聞きながら』　アリス 第33回　　『旧友再会』　河島英五　 第34回　　『あんた』　吉幾三　 第35回　　『君こそわが命』　水原弘　 第36回　　『昔の名前で出ています』　小林旭　 　　　　　　　マークをクリックすれば聴けます