VOL．４２

　　　２０１０／６／１　更新号　　

サブページ　NO.３

後ろ姿シリーズ
最近道を歩く人々の後ろ姿に心惹かれます
正面からでは見えない何かがあると思うのです
モノクロ写真が人の想像力を掻き立てるのと同じように
人物の後ろ姿もまた僕の想像力と好奇心を掻き立てます




お花畑に日傘の親子



変わりダネ自転車に夢中の男の子



強い日差しの中ジャズコンサートを楽しむ男性



会場は高槻ジャズストリートの大広場



路上的旅人のカメラは帽子の後ろ姿がターゲット



シャボン玉を飛ばすガイジンさんの後ろ姿



日差しが落ち着いた午後ですが、こんな衣装に身を包んだ店員さんが



ステージでドラムを叩く男性



ストリートダンス？ヒップホップダンスに出場したのかな？



手を繋ぐカップルの後ろ姿



派手なワンコと飼い主の足下も激写

　　

ジャズを演奏する会場が気になる様子のワンコたち



先ほどの派手なワンコです



池のほとりのカモの後ろ姿



淡路島イングランドの丘のカンガルー



おそらく仲の良い、つがいだと思うのですが、似たような写真があったような・・・



路上的旅人初期の代表作「２匹の犬の後ろ姿」
中国自動車道のドライブインで見た２匹の犬が川柳になりました　Click！
２００年５月にあべのルシアスで開催した『後ろ姿１００人展』で展示され
数ある人間さまの後ろ姿を押しのけ一番人気だった写真です。
「新聞を見てこの２匹を見たくてわざわざ朝早くから来ました」と仰って頂いた
方もたくさんおられ、本当にうれしかったのを覚えています。



この写真には、こんな後日談のオマケまでありました

先日留守番電話にこんなメッセージが入っていました
「サンケイリビング新聞で見たもんですけど、あの写真の茶色い方の犬が、先月逃げたうちの犬に似てまんねやけど・・・」どうも勘違いしているようなので、早速電話してあげました。
僕「あの犬は、去年高速道路のパーキングで見かけた犬ですから、お宅の犬とはちゃいますよ！」
おばあさん「はぁ〜、そうでっか…えらいすんまへん。ところであんた、路上のなんとか言う人でっしゃろ？」
僕「はい、そうですけど、僕のこと知ってはるんですか？」（目尻が下がる）
おばあさん「へぇ、最近テレビによう出てくる…」
僕「テレビも見てくれてたんや。（有名人やもんなぁ…）」（ニヤリ）
おばあさん「長居公園とかでテントで寝てはる人でっしゃろ！？」
僕「ちゃいます。あの人達は“ホームレス”僕は路上の旅人というカメラマンです！」（ほとんど怒っている）
おばあさん「えっ、ちゃいますんか？えらいスンマヘン。いや、もしそうやったら、代わりの犬を拾うて来てもらおか思うて…」　　　これって・・・　　（２０００年に本当にあった出来事です）

でも、冬になるとホームレスの人たちに寝袋を配るボランティアをしているのも、なにかの縁があったのでしょうね・・・

今回の後ろ姿シリーズは、今月の写真日記「淡路島イングランドの丘」と
「高槻ジャズストリート」の会場で撮った写真ばかりです。




大阪のホームレスの人たちを撮った写真集です。
デジブックという電子アルバムでご覧下さい。一撮入魂、ひとの
心の内や人生が滲み出る一瞬を撮らせたらオンリーワンの
カメラマン・なにわのアンリ・カルチェ・ブレッソンが切り取る
渾身のアルバムです。賛否両論、見るか見ないかは貴方次第。
それぞれの価値観と感性で写真を判断してください。


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Digi Book　スライドショーアルバム
これまでに撮りためた写真の集大成です
語りかけてくる後ろ姿をお楽しみ下さい


後ろ姿シリーズもいつか写真集にしたいと思います、
応援よろしくお願いします！　　
発行できる日まで乞うご期待！！