VOL.4
2003年12月3日更新

癌と闘いながら自転車で世界一周の旅の再開を目指しているエミコ・シールさんを応援しています

わらび餅と甘党のお店「芭蕉庵」にて

11月の末、ゆっくり静養するため、しばらくオーストラリアへ行くことになった
二人を見送るため、雨の中、大阪駅まで車で送りました。
途中、ネコムスメさんの入院する国立循環器病センターに立ち寄り、一緒にお見舞いしました。


2003/11/29 国立循環器病センター病室にて
1075. 昨日のできごと 路上的旅人  2003/11/30 (日) 11:39
笑みこ&スティーブ・シールが、しばらくオーストラリアに帰ることになり、見送りに行きました。
9月末に台湾から帰国した時、関空へ迎えに行く途中で虹を見ました。
昨日も、奈良の自宅へ迎えに行こうと家を出た途端に、それまで降っていた雨が止み、陽が差してきたと思ったら、北の空に綺麗な虹が架かりました。一瞬の出来事でしたが、二人の出発を祝福するようで感動でした。

午後から、国立循環器病センターに入院中のネコムスメさんを見舞いに行きました。
共に重い病気と闘っている二人の会話に圧倒されました。
明るく、前向きに、一所懸命に・・・
この日の対談をいつかまとめて本にしなければと思っています。
二人の姿から、今日も素敵な「宝物」をもらいました。

     
             黄粉(きなこ)を挽く臼に大喜び


東京行きの夜行バスに乗るまで時間があったので、笑みこさんが入院していた頃の仲間と、梅田スカイビルの地下にある「芭蕉庵」という甘党のお店に行きました。きな粉を挽く石の臼にスティーブも大喜び。小豆が大好きな笑みこさんも、「今日は久しぶりにぜんざいが食べたかったの!」とっても喜んでくれました。
お店に置いてあった「投句箱」を見て、路上の一句

 生きてこそ 桜咲いたら またバーベキュー

笑みこさんも一句

 この一口が 体の細胞 よろこばす

帰りにお店の看板を見たら「笑来美餅(わらびもち)」って書いてありました。
笑みこさんが来ること分かってたんでしょうか・・・?
不思議なことが一日中続いた濃密な日でした。
笑みこさん、ゆっくり静養して、スティーブとの休日楽しんできて下さいね。


ネコムスメさんHP 

ネコムスメさんのことを書いたエッセイです
VOL.54 『使命』
VOL.55 『生きてこそ』




初対面でちょっと恥ずかしそうなネコさん



カメラに向かってちょっぴり緊張



デジカメなのですぐに見れるのがうれしい



ネコさんは足がきれいなので、足を伸ばして記念撮影



別れ際に再会を約束して握手


笑みこさんは、お母さんからもらったお守りの猫の根付けをネコさんに預けました。
「こんな大切なものをもらっていいんですか?」
「だいじょうぶ。心臓移植が決まったら持って行って。」
「ありがとうございます。ちゃんと手術が成功したらお返しします。」

心臓移植しか助かる道がないネコムスメさんと
5年後の生存率40%という癌と闘っている笑みこさん

二人のこの日の対談は、胸が熱くなるような素敵な「言葉の宝石箱」でした。
清水哲さんと一緒に、ネコさんの本を出版しようと決めています。
この日のできごとを、年内にまとめて書きますので、お楽しみに!
笑みこ&スティーブ・シールが日本に戻るまでに書店に並べるのが目標です。



お待たせしました 二人の対談をまとめましたので読んで下さい。

美樹さんを救う会
事務局 大阪府堺市翁橋1丁10番 三ツ輪ビル2F
TEL(072)2228072  FAX(072)2228073 
Email info@lovely-miki.net

 
お陰様で 7月30日 アメリカ・UCLA大学病院で無事手術が成功し
8月19日に一般病棟へ移り25日に退院 現在はアパートを借り、在宅で通院しリハビリ・療養中です
ご支援・ご協力ありがとうございました
 
<2004.9.1>

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「今年の花見は さくら咲く いのち咲く」
清水哲さんと蔦田貴彦さんを誘ってお花見に行きました
僕の友達とエミコ・シールさんも参加して賑やかな花見となりました



エミコさんのことを書いた初エッセイ 「出逢いが次々やってくる」

  

Profile][東アジア大会観戦日記][チンドン屋さんを撮る2000年][チンドン屋さんを撮る2001年]詳細は目次から
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奈良の風物詩][岸和田まつりを撮る][清水温泉棚田を撮る][秋の美山町を撮る

路上的旅人詩と書を書く
エミコさんにプレゼントした書をアップしています


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