「今年の花見は さくら咲く いのち咲く」

清水哲さんと蔦田貴彦さんを誘ってお花見に行きました
僕の友達とエミコ・シールさんも参加して賑やかな花見となりました


2003年4月10日更新


満開に咲き誇るPLの桜を見ながら、ゴルフ場の横を歩く清水哲さん

■ 路上的旅人掲示板の書き込みから

847. 桜咲く いのち咲く 路上的旅人 [URL]  2003/04/06 (日) 23:13
PLの花火は世界一ですが、桜も多分世界一でしょう。あれほど広い敷地一面に咲き誇る桜を見たことがありません。
岸和田・包近(かねちか)の桃畑に、今年も行けました。桃源郷はこの世にもありました。
岸和田・慈光院の桜ほど、丹精に手入れされた庭を他に知りません。
今日は、決してオーバーではなく「生きていて良かった」と思える一日でした。
頸椎損傷で首から下の機能を失い、車椅子生活になった清水哲さん。髄膜脳炎で2ヶ月間意識がなく、目が覚めた時には全盲となっていた蔦田貴彦さん。自転車で世界一周を目指しゴール目前で癌を告知され緊急帰国、現在も闘病中のエミコ・シールさん。一度は地獄を見て生還した3人の“いのち”が、咲き誇る桜よりも輝いていました。一生忘れることのできないお花見でした。これからも3人のいのちを撮り続けます。


4月9日は哲さんの誕生日です。奇しくも、たかさんも1年違いの同じ日に生まれています。
そんな不思議な縁で結ばれている二人を、この日カメラに収めることができました。
バーベキューパーティーの前に、ご覧のようなケーキカットでお祝いをしました。
お誕生日ケーキを持っているのが、自転車で世界一周中のエミコ・シールさんです。





この日、蔦田さんにプレゼントした書です。鍼灸院に来た患者さんが、
しく治療を受け、早く になるようにと願い、
   「 
 Thutada Sinkyuin since 2003 」 と書きました。



エミコさんが、たかさんにプレゼントした書をとっても気に入ってくれました

他にも路上的旅人が書いた書を見たい人は「」の写真をクリック!

■ 路上的旅人掲示板の書き込みから

846. お花見BBQ エミ  2003/04/06 (日) 23:09
本日のお花見BBQ、とっても楽しくおいしかったです。
みんなで食べるからおいしいのよね。
すばらしいお友達ができたこと、すてきな今日にありがとうございました。

また、誘ってくださいね。

「さくら さくら よく見ておこう。さくら さくら またらい年見れるかな・・・」


848. Re: お花見BBQ 路上的旅人 [URL]  
2003/04/06 (日) 23:17
エミコさん 来年も日本にいたら一緒に行きましょう
たかさんにプレゼントした 楽 と 夢 の書、今度逢うときまでに書いておきます
受け取ってください
今日は本当にありがとうございました

 

この日、エミコさんからプレゼントされた彼女の本です
『ガンを越え、めざせ地平線!!』
鹿砦社刊 定価:1200円


訪問国77ヵ国、走行距離10万8,618km−。
「自転車世界一周旅行」、その壮大な旅のゴール目前に、
もう一つの冒険があった−。

【注】 エミコさんは、2006年5月で癌発病後5年が経過し、完治との宣言をされたので、
闘病資金としては受付終了しました。これまでのご協力ありがとうございました。(2006/11)


美味しいお肉を食べながら話が弾む
ともに大病を乗り越え闘ってきた者だけが知っている「生きる」喜び
「生きている」幸せ・・・ たかさんとエミコさんの眩しすぎる笑顔でした



たかさんのトイレの帰りを待つFLASHと哲さんの後ろ姿




PLを出てから路上的旅人イチオシの秘密の花見スポットへ行きました
岸和田市の包近(かねちか)にある桃畑です




ちょうど日が傾きかけた頃に到着 ピンクの桃が今を盛りと咲き誇っていました
淡い色の儚げな桜もいいけど、かわいいピンクの花びらが辺り一面に広がる光景は絶景です



奥の神社の前に咲く大きな桜の木に続いている一本道をゆく哲さんと由美子さん




お百姓さんに分けてもらった桃の花を愛おしそうに眺めるエミコさん
彼女が自転車で砂漠やジャングルを横断し、命の危険をかいくぐってきたことも
子宮癌で危うく命を落としそうになったことも、現在の苦しい闘病生活も、
彼女の今の笑顔からは想像もつきません・・・



頸椎損傷で首から下の機能を全く失った哲さんと、それを承知で結婚した由美子さん
新婚生活わずか5ヶ月で失明という不運に見舞われたたかさんを、変わらず見守り続けてきた奥さん

ともに重い障害を持ちながら、本人の不屈の精神力と妻の温かい介護で乗り越えてきた二組の夫婦
どんな言葉を持っても語ることのできない強い夫婦愛を感じました。
たくさんの辛いことや苦しい事にも二人で立ち向かい手を取り合ってやってきた自信が
表情に溢れていると思います。 そんな二人の姿をカメラでお伝えできる喜びを感じています。




この日、3人からもらった元気と勇気を胸に、みんなの顔も輝いていました。
それは夕映えのせいだったのかも知れませんが、本当にみな楽しそうな良い笑顔です。


この日は、お天気も良く、ついつい花見のハシゴをしてしまいました。
最後に行ったのは、同じ岸和田市内にある慈光院というところです。
お寺ではないのですが、岸和田銘菓・だんじりやというお菓子の工場がある個人のお宅です。


満開の桜が雪洞に浮かび上がり幻想的な雰囲気でした

   

車椅子の哲さんは、階段が上れず、入口でみんなが戻るのを待っていました。
たかさんは、FLASHに誘導されて、場内を一週。 “心の目”で、しっかりと夜桜を見てきたそうです。


■次回予告■
またいつか同じメンバーで桜を見に行こうと決めました。
琵琶湖・マキノにある海津大崎は、全長4kmの桜並木で有名なところです。
この路上的旅人お勧めのお花見スポットに、4月13日に行ってきます。次回更新の写真日記をお楽しみに!

 当サイトを見て下さった方から届いた感想です

川谷さんのHPを見ての感想・・・
 初めて開いた時にはびっくりしました。
 いっぱい、いろんな項目があって。
 そして、その項目の一つ一つに心がこもっていて・・・。
 いったいどのような人が作っているのか、不思議に思いました。
 どのような人生を語っているのか、今でも謎でいっぱいです。
 でも、そのようなことがより一層、HPの読者の関心をひくのでしょうか。
 その中で私が感じること・・・このHPを通じて川谷さんの命の叫びがある。
 いろんな方との交流の中で、命が叫んでいる。
生意気なことを書きました。
でも、それだからこそ、川谷さんのHPは魅力があるのです。
老若男女を越しての魅力があるのでしょうね。


 当サイトを見てくれたエミコさんから届いた感想です
路上庵書き込みから

862. はまってしまいました! エミコ  2003/04/23 (水) 01:22
このページにはまってしまいました!
お花見のときも「川谷さんっていったい何者?」という話題がありましたが、
「何」でもの「者」ということがわかりました。
すてきなお写真、たくさんありますね〜。
「ホットほっとフォト」のネコちゃん、めっちゃ可愛いです。
うちにも子ネコちゃん、3匹います。
写真展、ぜひ行かせていただきま〜す。



清水哲さんのHPは 

たかさん&FLASHのHPは 


たかさんのことを書こうと思っています 「走馬燈を見た男」


エミコさんのことを書いたエッセイ 「出逢いが次々やってくる」

  

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