２００３／６／１
２００４／１０／１ 追加更新
スペイン＆沖縄料理のお店 Ｃａｓｉｔａ Ｔｏｓｈｉ
元々は立ち飲み屋だったお店を、亡くなった親父さんから継いだマスターが一人でやっているお店。
一年前に、大正区を撮ろうとウロウロしていた時に、路上的旅人の感性のアンテナがピクピクっと反応した。
古ぼけた酒屋の前に、洒落た緑の大きなパラソルと、５脚ほどの折りたたみ椅子が出ていた。「なんじゃこりゃ？」
面白いものを発見したときに、大きく振れるアンテナの針が、目一杯振り切っている。この店には何かあるゾ！
路上的旅人の目に狂いはなかった。中から現れた白髪に髭もじゃのおじさんが「すいません、今日は貸し切りで
入れないんですが、ここで良かったら飲んでって下さい。」一見強面（こわおもて）な顔だが、よく見ると目がすごく優しい。
よく煮込んだおでんとなにやらいい匂いのするスープが運ばれてきた。「ここは何料理なんですかぁ？」
大正区だから沖縄料理だろうと思っていたら、スペイン料理がメインだという。しかも、木・金・土と週末の３日間
しか店を開けないというではないか。怪しい・・ほかの日は何をしているんですかと聞くと、「ごらんのように酒屋ですから、
普段は、配達に行っています。それに、英語とスペイン語を教えているんです。」なんと、シェフは語学の先生だった。
いつか、必ず来ます。その時は旨いものを食べさせてください。そう約束して一年が過ぎた。その後、主人の内間さんとは、
何度かメールのやり取りをしたが、この日まで店に伺う機会がなかった。無理もない、週末の３日しかチャンスはないのだから。
この日は、若い女性たちが予約で入っていて、店先の椅子に座って杯を上げていた。
夕暮れの涼しい風に吹かれながら、美味しいお酒に話も弾む。楽しそうな笑顔を撮らせてもらいました。
右は、女性たちのリクエストに応えて「イカスミのパエリア」を作っている内間シェフ
赤い手袋がお似合いです。
せっかくですから、秘伝の調理方法を分解写真で紹介します。
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| タマネギをオリーブオイルで炒めて鶏肉を入れグツグツ煮込みます 一旦鶏肉は取り出し |
味付けは塩・コショーだけではありません。パエリアといえばサフランですが、高価なため普通のお店ではあまり入れません。 | もちろんマスターはサフランを惜しみなく入れます。米は国産のコシヒ○リ 豪快に鍋に入れていきます | イカ、海老、真っ赤なパプリカ、定番のムール貝に加えて秘伝の香辛料も |
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| じっくり炊き込むこと小一時間、水分がなくなり米が膨らんだ頃に火を止める | ご覧のような色鮮やかなバレンシア・パエリアの出来上がり | 自信と謙虚さを併せ持つマスターの魅力が隠し味なんでしょうね |
| ■路上的旅人一口お料理メモ■ ◆パエリア語源 ラテン語のフライパンの意味のPATELLAパテーラから古いフランス語パエールとなり、カタルーニア語のパエリヤになる。 ◆材料 ムール貝／鶏肉／玉ねぎ／ ピーマン／ トマト／パプリカ／ にんにく／いか／オリーブオイル／塩／米／ 湯 鶏肉、いかは適当な大きさに切る。玉ねぎ、トマト、ピーマンはみじん切りにする。 ◆調理方法 フライパン又はパエリア鍋にオリーブオイルを熱して、鶏肉を炒める。表面がほんのり色付いたら取り出す。フライパンに玉ねぎを加えて、透き通るまで炒める。ピーマンとニンニクも加える。 ピーマンに火が通ったらトマトを加えて５分ほど煮込む。鶏肉をフライパンに戻す。湯を加えて湯が沸騰してきたら米を入れて塩で味付けする。ムール貝とイカも加えて中火〜強火で一気に煮込む。 サフランを最初から入れると大事な香りが殆ど無くなってしまいます、高価なサフランを有効に使う方法です。 |
路上庵掲示板書き込みより
今夜はスペイン料理のお店 2003/06/10 (火) 00:29テニスのあと、仲間と大正区のスペイン料理のお店に行ってきました。 |
仲間とお店に行くと、このＨＰからスキャニングした写真でカレンダーを作って、店内に飾ってありました。
僕と仲間のために、休みの日にお店を開けてくださった内間さんの気持ちがうれしく、美味しい料理に感激した一日でした。
２００４年９月 仲間とまた トシ・カシータへ行きました。 この日のレポートは  で紹介しています９月１０日（金） もこさんＨＰの日記から転載 今日は路上的旅人さんのお誘いで、ハーブママと一緒に大正にある スペイン＆沖縄料理のお店 Casita Toshi へ行きました。 以前にご一緒した方々と楽しい食事を楽しみました。 もとは立ち飲み屋さんだったこのお店。かなり面白い！ なんだかとっても不思議なお店構え。 ご挨拶も早々に、まずは食前酒のサングリアで乾杯。 これがとってもおいすぃ〜。 赤ワインにオレンジやレモンを前の晩から仕込むそうです。 濃度がうすまってしまったらコアントローを入れたりするとこれまたおいしいと ワンポイントアドバイスをいただきました！。おでんも最高！ そしていよいよお料理！ まずは、豚足。それからブイヤベース。 ブイヤベースはすごい煮込んでいるから蟹の足まで殻ごと食べられました♪ そしてパエリア。 とっても楽しいマスターです。味のあるお店でしょう♪ あまから手帖に、女の隠れ屋として紹介されていました。 うん。そんな感じ。 とっても楽しいお店。 最後ににゴーヤチャンプル。おいしかった〜。 ハーブママはもちろんだけど、みなさんと久しぶりに食事ができて とっても楽しかった。心が元気になる一日でした！ ９月１０日（金曜日） ハーブママのＨＰの日記から転載 今日は現実逃避しに行ってきました。 すご〜く久しぶりに会う方、初めてお会いする方、 皆さん路上的旅人さんのお仲間です。別名、会えば元気が出る人々。 大阪大正区にあるトシ・カシータ （Toshi Cashita)に行ってきました。 何でもあまから手帳の「大人の女性の隠れ家」と言うタイトルで紹介されたそうです。 ちょっと不思議なお店で、沖縄料理とスペイン料理が一度に食べられるお店なんです。 そんでもって木・金・土しか営業してなくて、予約のみ。 シェフの内間さんは普段は英語とスペイン語の先生らしく、何だか不思議人？ え〜っと、ショーン・コネリーと千葉真一と勝新太郎を足して割った感じ？ のおひげのおじさんです。 コラーゲンたっぷりトロトロ豚足のおでん ブイヤベースにゴーヤチャンプル 本日のメイン料理パエリアです。 シェフ手作りのサングリアが進みます〜。 明日からまたちょっと頑張れそう、なんて思える一時でした。 人は時々立ち止まったり、とっても哀しい事があっても、 ずっと、ずっと人の気持ちを大切にしようという心を忘れなければ、 その人が前を向いて歩こうと言う気持ちと勇気を持っていれば、 周囲のプラスの磁石の力を持っている人達が、 その人がマイナスの方向へ向きそうになった時、 プラスの方へ引っ張っていってくれるような気がする。 だから、大切なものを見失わないように、 プラスの因子を持った人たちにピッタンコさせてもらわなくっちゃね。 そこにも、あそこにも、プラスの因子を持った人はいっぱいいるんだよね。  食べる前に必ずデジカメで撮影しＨＰで紹介しているお二人です |
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