路上的旅人 ライブを撮る ２００４／３／１ 更新   ちんどん通信社のジャージ川口さんに誘われて ちょとあぶない“酔っぱらいシンガー”しんたろうさんのライブを聴きに行ってきました。 ONLY ONE NIGHT Blues Live 2004.1.23 pm 9:00〜 Page One in 谷町６丁目 共演者 しんたろう（ボーカル・ギター） 千種（ジャンベ・パーカッション） Joe 藤森（ギター） ジャージ川口（ベース）   ボーカルのしんたろうさんは初めて見ましたが、川口さんから聞いていたとおりの破天荒で個性的な ひとでした。お世辞にもイケてるとは言えない風貌ですが、歌のうまさやギターテクニックを越えた魅力と いうか、人を惹きつける磁力がありましたね。観客の心を掴む迫力ある声に、語りかけるようなシャウト。 久しぶりに骨のあるボーカルに出逢いました。また、ジャージさんをはじめ脇を固めるミュージシャンの実力に 満足しました。本当に楽しそうに、そして楽器が身体の一部のように音を出しながら鳴るのです。楽譜も 台本もないホンモノの演奏でした。息が合うというか打ち合わせや練習をしなくても、いつでもこれくらい の演奏はやっちゃうぞ・・みたいな感じで、ほんとうに凄かったのです。右の写真は、バックの演奏中に 本当に寝てしまったのではと思ったほどのシーンです。「釜ヶ崎の酔っぱらいブルースシンガー」の異名通りの 激しくおもろいキャラクターでしたね。久しぶりに音楽を堪能したライブでした。大阪には、（僕が知らない だけでしょうが）まだまだ、こんな隠れた凄いミュージシャンがいるんですね。なんだかうれしくなった 一夜でした。ちなみに、しんたろうさんをモデルにした映画がフランス人の若い映画監督により撮られて いて、つい最近公開されたと聞きました。こちらも興味ありますね。機会があれば是非みなさんもライブと 映画に足を運んでみて下さい。日本最大の日雇い労働者の街「釜ヶ崎」の本当の姿が描かれているはずです。 『天国のDOORをノック！？』 http://terra.zone.ne.jp/cinenouveau/cinemalib2/door.htm 【訃報】 ２００４年７月１０日 しんたろうさんがお亡くなりになりました 謹んでお悔やみ申し上げます 追悼ページは ここを Ｃｌｉｃｋ！  寿 コソサート！？ こちらは路上的旅人イチオシのユニット 寿のライブです ２００４年２月２０日 沖縄の音、風、寿ライブ 浪速区大国町 ピースクラブ（西成区のキジムナーが移転したところ） 
 この日も沖縄の風を感じさせるナビィさんの伸びやかな声とヨシミツさんの 三線の音色が会場に響き渡りました   相変わらず、すばしっこい（？）動きのナビィさんを低速シャッターでは捉え切れません･･･  しっとりと聴かせるメロディの時だけ、そこだけ時間が止まったようなナビィの世界が切り取られます  ストップモーションの写真からナビィの歌声とヨシミツのギターの音が聞こえるでしょうか？ 画面から音楽が聞こえ、静止画がまるで動き出すような錯覚を覚える写真・・・いつか撮りたいと思います 今月の写真日記は全部で２ページ更新しています
ジャージ川口さん、寿の二人とも馴染みの深い、「浪速の唄う巨人」パギさんのフォトレポート 『パギさん参上！』のページも見て下さい |
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