関西の秘境・武田尾温泉で紅葉を撮りました
テレビで見た廃線の線路跡と真っ暗なトンネルで有名な武田尾温泉に行き見頃の紅葉と
真っ赤な吊り橋を撮りました。温泉は、ちょっと残念でしたが晩秋の風景を満喫しました。
大阪を出たのが遅く、渋滞もあって現地に着いたのが午後３時過ぎ
紅葉を撮るには天気もイマイチでしたが、眼前に広がるモコモコの紅葉に圧倒されました。
JR大阪駅から４０分の福知山線・武田尾駅から武庫川渓谷下流へは、１９８６年（昭和６１年）まで走っていた
旧国鉄福知山線の廃線が残されていて、現在は桜、紅葉の名所として知られる武庫川廃線ハイキングコースとなっている。
廃線区間は線路が撤去されているが、枕木が残され、トンネルは電灯が取り外されていて真っ暗なため、懐中電灯が必携です。
事前に良く下調べせずに思い付きで武田尾行きを決めたために、懐中電灯を持たずに行ってしまい
真っ暗な線路跡を歩くことに。テニスで痛めた肉離れの足にはちとキツかったです。
でも、シャッター速度1/15秒の世界を切り取るなにわのアンリ・カルチェ・ブレッソンは
こんな素敵な光景に出逢えることができました。紅葉に浮かび上がるカップルのシルエットです。
明治３２年から９２年間利用され、昭和６１年に廃線となったトンネル入り口です
紅葉が浮かび上がり幻想的な風景でしょ。きっと桜の季節もきれいだと思います。
こちらは線路跡ではなく、自動車道なので照明があります。
暗くて撮影に苦労しましたが、何とか雰囲気は分かってもらえたかな？
２００４年の台風で流された橋が２００６年に再建されたそうです。
真っ赤な吊り橋が紅葉に彩られた山々を背景に絵になっている風景です。
武田尾温泉にある旅館は、武庫川を挟んで西宮市側にまるき旅館・河鹿館・元湯旅館の３軒があり、
宝塚市側に紅葉舘があったが、２００４年の台風２３号の被害を受け休業。２００８年１２月に再開され
全室離れ、源泉掛け流し半露天風呂付きの「別庭 あざれ」となってオープン。外から見ただけですが、
一度泊まってみたい素敵な佇まいでした。この日は何も考えず出発し、日帰りで入れると書いてあった
元湯旅館で１０００円払って温泉に入ったのですが、古くて狭くて掃除も行き届いてなくガッカリでした。
いつかお金貯めて「紅葉館あざれ」で風呂に入るぞ！と誓った路上的旅人でした（なんで「泊まるぞ！」
やないねん？と一人で突っこむ貧乏カメラマンのなにわのアンリ・カルチェ・ブレッソンでしたヾ(^_^;）
紅葉館あざれHP
やっぱり秋って空気が澄んでていいですね。
山の空気は冷たかったけど、心が温まる日帰り一人旅でした。
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