２００６．８．３０ 更新
路上的旅人 趙博さんを撮る VOL．７５
＜不定期と言いながらずっと更新し続けて、気がつけばついに７５回！！＞
■■■ おんな唄つづら折りライブツアー ２００６．８．２８ ■■■
京都 拾得
写真はアンコール曲の『耳国国家』を歌う、左から こぐれみわぞう 渕上純子 趙博 大熊ワタル
HALMA GENさんはピアノの位置が奥で客席からは見えず、船戸博さんは趙さんの
巨体の陰に入ってしまい、まったく写真に撮れませんでした。それにしてもあの巨大な
楽器・ウッドベースまでもが、趙さんの巨体には隠れてしまうとは畏るべし・・・
出 演 ： 趙博（ヴォーカル、ギター、語り、プク）
大熊ワタル （クラリネット、パーカッション他）
Halma Gen （ピアノ、アコーディオン他）
ふちがみとふなと（ヴォーカル、鳴り物、ウッドベース）
こぐれみわぞう（ちんどん太鼓）
京都・拾得は、もともと音楽を楽しめるCoffee houseとして1973年にスタートし
京都ではライブハウスの元祖と呼ばれる古いお店である
ここで演奏した歴代の伝説的なミュージシャンの空気が重く流れる重厚な空間に
趙さんの野太い声が響く HALMAGENさん奏でるピアノの調べが心地よく
大熊ワタルさんの渋いクラリネットの音色とともに、至福の時が静かにそして力強く過ぎていく
■ HALMA GENさんのブログから 続きをぜひお読み下さい。文章が秀逸です。
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テーマは昨年と同じく戦後の反省と総括を「おんな唄」に乗せて聴かせる二部構成
何も知らずに入ってきた客がいたら、ここは軍歌愛好家の酒場かと思われるかも知れない
逆説的に戦争を賛美し、その愚かさをミュージシャンのスタンスで炙り出す
時折見せる趙さんの激しい国家への反骨精神に背筋が伸びる
| １ 紀元二千六百年 ２ 蒙古放浪の歌 ３ ほしがりません、勝つまでは ４ 涙に濡れる豆満江 ５ 大きくなったら兵隊さん ６ 命捧げて ７ 春婦の哀歌 ８ 荒鷲慕いて ９ 女工節 １０ 勝ち抜く 僕ら小国民 １１ 祖国と女達 １２ 星の流れに １３ 一本の鉛筆 １４ 戦争を知らない子どもたち’８４ １５ 亡霊達の行進 |
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『歌う人』という、ふちがみさんの素敵な新曲を歌うが、老眼鏡を忘れた趙さんは歌詞が見えずに苦しむ・・・
ふちがみさんが久しぶりにライブで歌うという「プラットホーム」にはゾクッと来ました
ふなとさんのウッドベースの重低音が、ふちがみさんの低音に絡みつくような響きは
今までに聴いたことのないモノクロ映画を見るような感動でした
大熊ワタルさんの相方・こぐれみわぞうを初めて見た
怪しげな衣装に小気味よいチンドン太鼓の音色
一目・一耳で惚れてしまった・・・
大阪のちんどん通信社にもたくさんの女性ちんどんがいるけど、写真にとって
絵になることでは、こぐれみわぞうが路上のイチオシ。いつか明るいところで撮ってみたい
絵になる男ということでは趙博が路上の一番
そうでなければ７５回もライブに足を運ばない・・・
趙さんを見つめるGENさんの眼が厳しい
戦争の悲惨さ、愚かさを音に乗せて伝えることに共感する男がここにいる
明日の大阪レインドッグスでは、はるまきちまきでのコーナーが予定されているのに
テニスのレッスンが入っている僕は見に行けない。だから今夜はHALMA GENの音を聞き逃さない。
アンコール曲はふちふなの『耳国国家』
こぐれみわぞうさんとダブル「みみみみみぃぃぃ～」が耳にこびりついて離れない・・・
趙さんの巨体に隠れて演奏中はほとんど見えなかったふなとさんが初めてカメラに入った貴重な写真
エンディングの鳴り止まぬ大きな拍手の中で
この続きは、関西のライブ写真レポート 西方見聞録 でご覧になって下さい
このページに載せていない写真がまだまだあります ふちふな・大熊ワタルファンの方お見逃しなく！
| ■ パギさんＨＰ 人生幸朗的ぼやき日記より 08/29/2006 おんな唄つづら折り２００６ ４月「砂の器」以来、４ヶ月ぶりの『拾得』。
夕方の風が、秋遠からじ と言うてました。 仏蘭西ツアー後、私は初めて ふちふな
に会った。
引き締まった演奏、実に素晴らしい！ |
| ■ 路上庵掲示板書き込みより 昨年の『おんな唄つづら折りライブツアー』は戦後６０年記念企画と言うことで、モノクロの映像シーンがスクリーンに映し出されるなど、反戦色の濃い構成だったが、今回はゲストのコーナーが盛りだくさん、出演ミュージシャンの個性溢れる演奏が楽しめる大エンターティメントショーであった。観客が少ないのがちょっと残念だったが、声高に戦争反対と叫ぶのではなく、ミュージシャンとして歌に思いを託してメッセージを発信するという姿勢がいい。１部と２部に分けたため、それぞれが少し物足りなさを残し、焦点がぼやけたことを差し引いても、充分に楽しめるステージだったと思う。 一緒に連れて行った息子・Ｔａｋ-Ｚも、レゲェで生きていくうえでとても参考になったようだ。特に、ふなとさんのベースには感動したようで、帰り道でも思い出して興奮が冷めやらぬ様子だった。それぞれのミュージシャンが、ナマのライブ現場で鍛えた底力と長年の鍛錬で培った技術力に裏打ちされた自信に満ちた表情で、素晴らしいライブだったと思う。目指すジャンルとフィールドは違っても、Ｔａｋ-Ｚにとってはいい経験になったに違いない。 |
次回、路上的旅人プロデュースはるまきちまきライブ の予告です
２００６年１０月６日（金）
． オープン １８：３０ スタート １９：００～
チャージ ２，５００円＋ワンドリンク５００円
４０名限定・要予約 問い合わせ・申込みは 路上的旅人まで
会 場 ヒポポタマス
大阪市此花区島屋３丁目１０ シンプルハートホテルの西隣り
ライブの詳細は Click！ フライヤー 写真レポート
前回、２００６年４月のライブの写真レポートは Click！
2006.9.1更新 ふちふな ザ・ロック食堂ライブも収録
路上的旅人が関西で上演されたライブやイベントをカメラで切り撮りレポートしています
趙さんを通じて知り合ったミュージシャンを主に取り上げていますのでよかったら見て下さい
楽しい感想を書き込みして下さい！
 パギやん参上！ 公式ＨＰ |
 路上的旅人エッセイ VOL．２１ 追悼 マルセ太郎さん |
 路上的旅人エッセイ VOL．３３ 泣いてたまるかを聴きながら |
趙博さんを撮るVOL．７４
歌うキネマ『パッチギ！』 コラボ玉造～TAMAZO寄席 ギャルソンライブ他
パギさん参上！ index-Ⅰ
パギさん参上！ index-Ⅱ パギさん参上！ index-Ⅲ
