夏音アート２００９ 風よ 雲よ 海よ 空よ
名村造船所跡地で行われたイベント風景を撮りました
２００９年９月１３日、今はもう使われていない造船所跡地に作られたイベント会場で
アートやジャズ、アコースティックな音楽のコラボがあると友だちに誘われ行ってきました。
ちんどん通信社は１日目の出演で見ることができませんでしたが、２日目に
小室等さんが出演するステージがあると聞き楽しみにしていました。
「夏音アート・2009」のホームページはこちらから
会場入り口手前にあった古い木造アパートが気になり中に入ってみました。
手前から「穂高荘」「乗鞍荘」「白馬荘」と、なんだか山小屋風の名前です。
暗い廊下の両側に風呂・トイレなしの１ＤＫと思われる部屋が並んでいます。
共同の便所と洗面所が懐かしいタイル張りでレトロです。
アパートとアパートの建物の間には自転車がズラリと並んで置かれています。
まるでアジアの片田舎と言った風情ですが、ここは昭和４０年代から
変わらない風景なんでしょうね。
造船所入り口の受付を通ると早速、オブジェが並んだ空間でした。
いろんなジャンルのアーティストが思い思いに自分の作品を即興で仕上げていきます。
絵だけでなくミュージシャンとのコラボが多かったですね。
出来上がった作品を見るだけの美術館やギャラリーとは違って
ナマ作品の制作現場を再現した見せ方に感心しました。
鬼気迫る表情でチェロを弾く外国人奏者。楽譜やコード進行のない
まさに真剣勝負の演奏でした。
大人たちに混じって可愛い瞳の男の子を見つけました。
お父さんはポーランドから来たダンサー＆振り付け師のカミールさん
お子さんにカメラを向けると喜んでくれました。絵になるダンディな方でした。
会場を歩き疲れて弟のベビーカーで一休み。
お別れに記念撮影を一枚。
古い廃材や日本家屋から集めてきたような障子戸が並ぶステージでは
ダウン症の子どもたちによるジャグバンド風のセッションが行われています。
立ち並ぶ国際色豊かな屋台で売られるエスニックな料理と外国産ビールで
盛り上がる会場風景。今年は冷夏だったようですが、訪れた家族やカップルには
ほんわかと温かい夏の思い出ができたようです。
民族楽器と歌とダンスの楽しいステージに子どもも笑顔です。
夜の部で屋内ライブハウス会場でも、様々なパフォーマンスライブが繰り広げられます。
こんな奇抜な衣装と化粧のダンサーが、まるで秋田のなまはげのように走り回りました。
お目当ての小室等さんのライブは遅い時間だったので、昼からずっと
見ていた僕は疲れてしまい、先に帰って来ました。クーラーがない屋外イベントなので
ちょっと真夏にはキツかったけど、毎年、夏の風物詩として定着したらいいですね。
今月の写真日記は一挙４ページアップしています
