2004年3月10日 更新

ネコムスメさんのHPが本になりました!

出来上がったばかりの本を手にする美樹さん
3月10日 国循の病室にて


本を美樹さんに届けました 投稿者:ネコの本屋さん  投稿日: 3月11日(木)01時58分55秒
今日、平美樹さんの本『病院を出よう!〜ネコの脱出奮闘記』が発売になりました。思えば、昨年11月に、清水哲さんと『ネコの脱出奮闘記』を本にしようと決めてから、笑みこシールさんとの対談のテープ起こし、入力、HPコンテンツの編集、校正と、仲間や出版社・星湖舎の協力を得ながら、4ヶ月目にやっと完成することができました。
     
             
編集・校正を手伝ってくれた仲間と

早速、国循に入院中の美樹さんに届けましたが、ちょうどお母さんや事務局のOさんも来ていて、病室でささやかなお祝いをしました。本をお母さんに贈るシーンでは、一緒に駆け付けた仲間も思わずもらい泣き。シャッターを押す時、ファインダーが滲んで見えませんでした。この感動は言葉では言い尽くせません。
       
今朝の神戸新聞に、本の出版と清水哲さんのチャリティーの記事が載りました。今週中に、朝日・産経の各紙大阪版にも本の紹介が掲載されます。読売テレビ、夕方のニュース番組の録画取りもありました。こちらも放映が楽しみです。
同じく海外での移植に望みを託す人、病気の人、辛い思いをしている人にも読んでもらいたいです。きっと元気と生きる勇気が湧いてくるはずです。
        
ネコの本屋さんでご注文下さったみなさん、明日から発送作業に入ります。現在までのオーダーが150冊を越えていますので、時間がかかると思いますが、楽しみにお待ち下さい。
なお、美樹さんのサインやメッセージが一言欲しいという申し出がありましたが、本人の体調を第一に考えておりますので、事情ご賢察の上ご理解をお願いします。
『病院を出よう!〜ネコの脱出奮闘記』続編第2弾『海外渡航編』、第3弾『社会復帰〜夢の実現編』が完成の折りには、本人直筆のメッセージとキスマーク入りの本を送りたい(本人談)と思います。それまでお楽しみに!
急ぎ報告まで。 路上的旅人拝

本を手に言葉がない美樹さん

完成イメージ(実際とは異なる場合があります)

第1章  ホームページ開設の経緯
ネコになりたい理由(わけ)
母の願い

第2章 ネコの足跡 〜急性骨髄性白血病発病から18年間の歩み〜



晴天の霹靂
緊急入院
白血病との闘い
繰り返す再発
私を支えた夢
心の傷
峠の我が家
父との別れ
絶望と孤独

第3章  ネコの足跡 
〜国立循環器病センター編〜        



扉を開いて
移植待機の日々
五里霧中
私を支える人々
選択と決断
今を生きる

第4章  ネコの小話 
〜病院にはここだけのお話がいっぱい〜   



第5章  ネコの気ままに川柳 
〜つれづれにオモシロク・セツナク〜



第6章  ネコの日記 〜闘病の記録だけではないネコの生き方〜    



第7章  ネコのフリートーク 〜笑みこ・シールさんと対談〜   



あとがき&プロフィール






美樹さんが好きな花の名前を書きました


『美樹さんを救う会』事務局の日記より転載
  出版に向けて  2004年 02月 08日
今日もからだは仰向けの状態で、背中もお尻もベッドに板のようにのようにはりついてカチコチにこわばってしまっている。こういう姿を“板につく”というのかな?
寝返りをうちたくてもお腹のポンプを圧迫すると駄目なので寝返りはうてない。補助人工心臓の管が少し横を向くと動き傷口から出血するので、気分は“ブルーデー”そのもの (ーー;)
そして病棟の雰囲気がこのところ穏やかでない。私の気分も乱気流の飛行機のように上ったり下がったりと、血栓のコントロールと同じで落ちつかず、ヒヤヒヤの連続だ。

しかし熱のない時は、お友達の清水哲さんとネコのHPでもご紹介している路上的旅人(ろじょうのたびびと)さんのご協力のもと、3月に出版予定の“病院を出よう!”の打ち合わせを少しずつ行っている。
路上さんと、彼のお友達が校正をひきうけてくださり、私と路上さんは確認をとりながら原稿をチェックをしている。
今日は、出版社の編集長のKさんと本に使う写真を選んだ。
HP上では気づかないが、打ち出して読んでみると間違った漢字や説明不足のところがたくさんあるので、修正する作業で苦労をおかけしている。だんだん現実みをおびてくるごとにドキドキしてくる。ヒヤヒヤ、ドキドキと忙しい患者だ。

追記 街頭募金活動並びに各方面で支援活動にご協力くださっている皆さま、ほんとうにありがとうございます。掲示板への嬉しい書き込みにも、いつも励まされています
(本当はとても怖いです)
今はここから動けませんが、ベストを尽くしています。 
これからもどうか応援してください!!

購読申込みは星湖舎へお願いします
星湖舎 TEL 06-6245-5974 FAX 06-6772-2392
B6版 208貢 並製本 カラー4ページ 定価:本体 1,200円+税(送料別途 240円)
ネコの本屋さんは、3月25日売り切れのため閉店しました
永らくのご愛顧ありがとうございました


 
おわび
当初、販売予定価格を 1000円としていましたが、美樹さんの好きな
季節の花の写真をカラーで4ページ挿入することになり、200円値上げ
させて頂くことになりました。とっても素敵な本に仕上がりましたので、何卒ご了承下さい。



本のことで 投稿者ネコの本屋さん  投稿日: 3月12日(金)21時18分29秒
そろそろ『病院を出よう!』がお手元に届き始めたようですね。
昨夜遅くまで掛かって、何とか予約オーダー分の発送を終わることができました。
何分、2月14日に開店したばかりの初心者店長・店員・番頭の3人で営業、宛名書き、発送、集金をしておりますもので、不手際多々あると思いますが、美樹さんの本の素晴らしさに免じてお許し下さい。
昨日も一件、申込みをしたのに返事のメールが来ないと苦情を頂きましたが、調べたところ、おっしゃるメールは確認できませんでした。最近、ウイルスメールが蔓延しているようで、その影響かも知れませんが、ネコの本屋さんでは、予約が入れば必ず確認のお返事を差し上げております。同様に返事が来なかった、申し込んだのにまだ届かないと言った状況がありましたら、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。
北海道、沖縄以外は明日には届くはずです。
また、4冊以上ご注文下さった方、本州・四国・九州以外の地域からのお申込みの皆様には、送料の実費を頂いています。割高になりますこと誠に心苦しいのですが、ご理解宜しくお願いします。
早くお手元に届けたかったので、送り状や大阪版の記事のコピーなど入れたかったのですが、間に合いませんでした。お許し願います。また、うれしい感想を頂いても、件数が多いため、すべてにお返事できませんこと、この場をお借りしてお詫び申し上げます。可能な限り、事務局を通じて、後日、美樹さんへ報告させて頂こうと考えております。
急ぎ書き込み拝読お礼と報告まで。ネコの本屋さん番頭の谷川路人でした。

路上的旅人HPのトップページに美樹さんの写真をアップしています。
写真をクリックすれば、3月10日夜の美樹さん最新の表情がご覧頂けます。
現在、体調管理のため面会をお断りしておりますので、写真で元気な(でもないのですが、元気な…日本語ムズカシイですね)お顔をご覧になってもらえれば幸いです。
2004年3月24日の新聞記事
朝日新聞に『めぐり愛つむいで』の紹介記事掲載
産経新聞に『病院を出よう!』の出版紹介記事掲載


朝日新聞 3月12日夕刊に、出版に関する記事が載りました
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200403120042.html
心臓移植めざし闘病記出版へ 
清水哲・桑田・清原ほかPL野球部OBが支援
心機能が低下し、命の「時間切れ」が近づく。
平さんが清水さんの右手を握り、「生きたいんです」と訴えた。


毎日新聞 2月26日朝刊 『ひと』欄に記事が掲載されました
http://www.mainichi.co.jp/eye/hito/art/040226M160_0202101E10DF.html
平美樹さん 心臓移植を目指し闘病記を出版する
◆ 挫折も出会いも喜びも、生きてこそ経験できる 平美樹さん

平美樹さんのことを書いたエッセイ「生きてこそ」を収録した
『めぐり愛つむいで』は、路上的旅人 に直接お申し込み下さい。


VOL.55 「生きてこそ」
ネコムスメさんのことを書きました


エミコさんのページです


『美樹さんを救う会』発足
詳細は ここ をクリック


路上的旅人初のフォトエッセイ『めぐり愛つむいで』が2月1日出版されました。
ネコムスメさんのことも、書いています。是非読んで下さいね。
詳細は「路上の今月のイチオシ」で!!


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