吉本興業に移籍した“音曲漫才師”おしどりを撮りました
２００５年９月１８日 コラボ玉造〜TAMAZOにて
左 アコーディオンの マコ こと 衣笠雅子 ／ 右 パントマイムの ケン こと 吉岡賢治
ふたり合わせて おしどり です
この日は“浪速の唄う巨人”パギやんが造った新しい演芸場「コラボ玉造〜TAMAZO」の
オープニング柿落とし公演でした。落語の笑福亭伯鶴師匠や韓国語落語の
笑福亭銀瓶さんに混じって、いつものパワフルな漫才を見せてくれました。
いつもは白塗りのメイクで登場のケンパルも、この日は新ネタで新しい試みを披露。
パントマイムだけではない“しゃべくり”もだんだん板に付いてきましたね。
でも、どことなく緊張し、間が抜けて初々しく、時々とちったり詰まったりが
彼の魅力で、それをうまく引き出すマコちゃんの突っ込みが冴えていました。
いま流行りのどれもみな同じに見えるくだらない漫才ブームの連中とは
ひと味もふた味も違った独特のオーラが出ていました。路上的旅人イチオシの二人です。
花の都・パリのエッフェル塔や凱旋門、お洒落なカフェをワイヤーアートで見せた後、
実は大阪の新世界やったとオチを付けたところはオオウケ、会場を爆笑の渦に
巻き込みました。真面目で真摯で研究熱心なふたりは好感度抜群です。
フィナーレは他の出演者が並んで伯鶴師匠の作詞曲『長らくご無沙汰してるけど』を大合唱。
久しぶりに聴く歌詞に思わず瞼が熱くなりました。変わらない友情、友への思い、ホンマにエエ歌です。
終演後、ふたりが手を握り満面の笑顔で話す女性が・・・
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