梅田レインドッグス　『パッチギ！』

　２００７．４．１　更新

路上的旅人　趙博さんを撮る　VOL．７８
＜不定期と言いながらずっと更新し続けて、気がつけばついに７８回！！＞

■■■　趙博　歌うキネマ『パッチギ！』　梅田レインドッグス　２００７．３．７　■■■

１９６０年代の京都を舞台にした井筒和幸が監督、塩谷瞬、高岡蒼佑、沢尻エリカらが出演した
映画『パッチギ！』を趙さんが１人芝居で演じるのが歌うキネマ。２００６年７月のコラボ玉造
プレビュー公演から半年が過ぎ、どのように進化したのかを確かめに梅田のレインドッグスへ。

主人公の朝鮮高校番長、リ・アンソン役の青年が、高校時代の親友だったＫ君に似ていて、
それを在日二世でＫ君や僕と同い年の趙さんが演じるという、何とも因縁深い映画です。
このことはエッセイ VOL．６６「僕の『パッチギ！』～いま僕はイムジン河を越えてゆく～」で書いて
いますので、よかったら読んで下さい。＜昨年のプレビュー公演の写真レポートは　Click！＞

フルートを吹くキョンジャ

ボウリング場の陰で彼女を抱くアンソン

高校生達の乱闘シーンが頻繁に出てくる

喧嘩のシーンは地でいける

かなり減量し迫力満点のパギさん

歌うキネマにはよく出てくる電話をかけるシーン

近藤がアンソンを、殴る　　どりゃぁ～。
８０㎝先に客がいる超満杯のレインドッグスで気合いが入る

叫ぶチェドギの顔面に
急停車の反動で積み荷の鉄管が…
音響が大きすぎ、暗転のタイミングがずれたのが残念。映画を見ていない人には
趙さんの台詞が聞こえず、大切なシーンの意味が解らなかったのでは・・・

チェドキのお葬式のシーンで

アンソンの子どもを身ごもった桃子を演じる時は内股に

康介がラジオ局でイムジン河を歌うシーン

これも照明のタイミングのほんの少しのズレが残念だったドロップキックのシーン
舞台が真っ暗になりシャッターを切ったがほとんど写っておらず、画像処理をかけて何とか判読できる写真になりました。

４日間、ありがとうございました。６００人のお客様！幸せでしたねぇ…来られなかった方々…実に不幸でした。
いや、自慢や自惚れじゃなくて、「芸」が立ち上がる瞬間を垣間見るということは至福であり、それを見逃すのは、
不合理な「死」に遭遇するほど不幸だと、本当にそう思いました。皆様のおかげで「パッチギ！」は、やっと独り立ちできました。
多謝・深謝・感謝！　これから全国で「パッチギ！」、かまします。　We Shall Overcome!
～趙さんの人生幸朗的ぼやき日記より～

　　　　　　　　

　２００７．４．１更新　ちんどん通信社ライブとダンスの写真レポートを収録

路上的旅人が関西で上演されたライブやイベントをカメラで切り撮りレポートしています
趙さんを通じて知り合ったミュージシャンを主に取り上げていますのでよかったら見て下さい

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