５月２日午後８時頃、風まかせ人まかせが入居しているビルの２階から出火し、元映画プロデューサーの前田勝弘さんが亡くなられました。
夜のニュースを見て慌てて駆け付けたんですが、すでに火は消えた後で、お店には誰もいませんでした。店内は水浸しのようですが、改装すれば何とか営業は再開できるそうです。
「サード」や「四季・奈津子」を撮られた前田さんは、脳梗塞で倒れた後も、映画への情熱は失わず、趙さんのライブなどで楽しそうに身体を揺すったり、時折見せる厳しい眼差しが印象的でした。カンコさんに車椅子を押してもらって散歩しておられた姿が思い出されます。謹んでお悔やみ申し上げます。

前田さんを撮らせてもらった好きな写真があります。
http://homepage2.nifty.com/rojyonotabibito/newp4809.htm
風まかせで写真展をさせて頂いた時の一コマです。

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前田さんのお通夜等は、（検死・現場検証などの都合で）ご遺体が戻ってからでないと決められないようで、連休明けになりそうです。詳しいことは趙さんの掲示板でご確認下さい。
読売新聞は「失火」の疑いと報じていましたが、朝日によると「天井付近が燃えていて漏電の可能性も」となっています。少しほっとしましたが、逆に「なんで」という無念な思いが残ります。
一番無念だったのは亡くなられたご本人でしょうが、残された者が死を教訓に残りの人生をいかに生きるかを考えることが大切なんだと思います。今は、前田さんの功績を偲び、ご冥福を祈るばかりです。

翌日だけで１００人以上が訪れたと報道された、風まかせ人まかせの 入り口には、たくさんの花束が手向けられていました。 「前田さんを偲んで、後日「お別れ会」を開催する予定です。　風まかせ」 と書かれた紙が張り出されていました。 ５月５日撮影

祭壇に掲げられた前田さんの遺影 撮影　牧田清さん この日参列した方々に配られました