３月２８日、午後２時半からの路上的音楽イベント「空堀路地夢（からほりろじむ）」での、どっかのおばちゃんと遊牧民との会話〜
遊牧民「ちゃうで〜！ 宮本さんは去年の年末に西成あいりん地区での「ろくな者じゃの会」の寝袋配りで、今日の空堀路地夢を主催してはる、なにわのブレッソンこと路上的旅人さんと一緒になり、意気投合して今日の出演となったらしいんやで」
・・・宮本さんのライブ（と、言っても故・河島英五さんの「なにかいいことないかな」の１曲を歌っただけですが〜でも３曲分くらいの長さや）が終わると、このおばちゃん、、、宮本さんに近寄って・・・
遊牧民は今まで７回引越ししているが、一番永く住んでいたのが、生まれてから中学卒業までの１５年間、大阪市天王寺区小宮町だった。
幼稚園は、公立の「五條幼稚園」には行かずに、お金持ちのご令嬢やご令息が通う私立の「浪速短期大学付属幼稚園」に通っていた。当時、遊牧民は「まあまあの、ええしのボン」だったのだ。
その頃は、家の前の通りにも「ちんどん屋」さんが、チンドン♪ チンドン♪とパレード？していた。
「ちんどん屋」さんが通ると、みんな笑顔になった。
「ちんどん屋」さんは何やら「チラシ」を配っていた。
時には、「公設市場」のチラシだったり、時には、漢字ばっかしで僕には到底読めないチラシだったりした。
「ちんどん屋」さんが通ると、近所のガキどもが後を付いて行った。
僕も、「ちんどん屋」さんの後を付いて行こうとすると、必ず、おかあちゃんに叱られた。「ちんどん屋の後を付いていくと、サーカスに売り飛ばされるわよ」と。
だから、僕は「ちんどん屋」さんは「サーカスの関係者」だと思っていた。
でも、付いて行きたかった。
〜「ちんどん屋」さんの姿を見かけなくなって、４０年。
僕の生まれ育った、大阪市天王寺区小宮町から自転車圏にある、中央区空堀町で出会えるとは、、、、
路上的旅人さんプロデュースの「空堀路地夢（からほりろじむ）」に本物の「ちんどん屋」さんの「東西屋」さんの登場だ。
写真、紫色の衣装を着た二枚目が「ちんどん通信社 東西屋」さんの林幸治郎社長。
黄緑色の衣装を着た色男が、クラリネットの小林信之介さん。
洋服を着て、ニコニコしているのが、「音が出るものなら何でも楽器にしてしまう」と云う、ジャージ川口さん。
紅一点、笑顔をふりまいている、若くてベッピンのねえちゃんは、林幸治郎社長のご令嬢の風見花ちゃんです。
この「ちんどん通信社 東西屋」さんのおっちゃん３人の「しゃべくり」は、ほとんど漫才で、懐かしの「漫画トリオ」か「すっとんトリオ」のようでした。
（「すっとんトリオ」を知っている人は、かなりの「上方お笑い通」です）
■「ちんどん通信社 (有)東西屋」さんのホームページ（楽しいですよ）
↓
http://www.tozaiya.co.jp/index.html
■主催者・路上的旅人さん撮影の「空堀路地夢」の写真がいっぱい見れます。
（遊牧民も、ほんのチョットだけ写ってます）
↓
http://rojyonotabibito.world.coocan.jp/newp5047.htm
■「空堀路地夢」の写真が、「デジブック」で観れます。
（素晴らしい技巧的スライドです）
↓
http://www.digibook.net/open_blogparts.php?cd=u[WV5xdp5ucIwiKae7]r[b240d84ceba94176f90f1365704104fe]
■路上的旅人ＴＯＰページ
↓
http://rojyonotabibito.world.coocan.jp/
（以下、「空堀路地夢ルポ６」につづく）
遊牧民です。
この「空堀路地夢ルポ」も今回で６回目。
ファンの皆様からは、「いつまでつづくの？」などとお問い合わせが殺到？しています。
しやけど、書いてる僕が、いつまでつづくのかよう分かりませんわ。
すべて、「人生成り行きまかせ」、「行き当たりバッタリ」の遊牧民やもん〜
さて、ミュージック系にほとんどご縁のない遊牧民。
今回の「空堀路地夢」のご出演者の方も、初めてお目にかかる方ばっかしで、、、
ご夫婦デュオ「ひとかけら」の川村妙子さんとご主人のタツヤさん。
バラードを得意とする、「おじさんシンガー」の、しんきちさん。
シャンソン歌手の松岡智子さん。
そして、遊牧民の友人の、宮本たけしさん。
ちんどん屋の東西屋さんも含めて、ここまで出演が終わりました。
２時半スタートの、このライブも４時近くになって、お天道様もかなり西に傾いて、晴天だけど、メッチャ寒くて、遊牧民も「宮本さんの出演も終わったことだし、えらい寒いし、路上的旅人さんには息子さんの出演を観ないで帰るのは悪いけど、この寒さには耐えられへんし、オシッコもしたいし、、帰ろかな？ 帰るのよそうかな？」と思案していた矢先に、、、
主催者兼司会者の路上的旅人さんが〜
「寒いですので、今日はこれで終わりにします」と。
一瞬、みんな頭の中が真っ白に！
ご自分の息子さんの出演がまだやのに、「これで終わりにします」とは？？？
路上的旅人さんが続けて〜
「と、云うのはウソで、店の中に入ってやりましょう。どうぞみなさん、入ってください」と。
何と柔軟性のある人や、そして「下町のフランス料理屋 からほり亭」のマスター二道さんも柔軟性のある人や！
と、云うわけで、、、
路上的ライブが、からほり亭内ライブになり、まだまだ続くのでした。
もちろん、遊牧民は帰らなかったですよ！
■写真は、バラードの名手〜しんきちさんです。
（以下、「空堀路地夢ルポ７」につづく）
なにわのブレッソンと呼ばれるカメラマン・路上的旅人（ろじょうのたびびと）さんプロデュースの、スーパー路地裏ミュージック・ライブ「空堀路地夢（からほりろじむ）」の会場を、下町のフランス料理屋「からほり亭」前の路上から、店内に移して、料理メニューが書かれている黒板前が「緊急特設ステージ」となった。
席は満席。出演が終わった方々、、、立ち見でした。
「すいません、難民キャンプみたいで」と、路上的旅人さん。
これは、「ちょいと不謹慎な冗談だ」と思いつつも、遊牧民は笑ってしまった。
さて、「緊急特設ステージ」の準備が整うと〜
「人間カラオケマシーン」の異名を持つ、ＯＯＺ（オーズ）さんの登場だ。（写真参照）
ＯＯＺ（オーズ）さんは、フォーク、ポップス、歌謡曲、懐メロまで幅広い選曲と天才的なギターテクニックで観衆を魅了する。レパートリーは「５万曲」とも「１０万曲」とも云われているそうだ。
で、本日は時間の都合で２曲の昭和歌謡の弾き語りとなった。
できれば、１００曲くらい聴きたかったが、、、
この後登場する「想像を絶する有望新人レゲエ歌手」のために、ＯＯＺ（オーズ）さんは時間を切り詰めたとか、、、ＯＯＺ（オーズ）さんは、人情の機微を弁えた、ええ人や♪
「空堀路地夢ルポ」〜いよいよ佳境に♪
（以下、「空堀路地夢ルポ８」につづく）
「２４歳の若造に〜５０過ぎのおっさんが涙した」
遊牧民は、ＴＡＫ−Ｚ(たくズィー）に最大級の賛辞を送った。
ＴＡＫ−Ｚは２４歳の男性。この４月８日にメジャーデビューする、プロの「レゲエ歌手」だ。
そして、この「空堀路地夢」のプロデューサー・路上的旅人（ろじょうのたびびと）さんのご令息でもある。
「レゲエ音楽」ってご存知だろうか？？？
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■フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』より〜抜粋掲載
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B2%E3%82%A8レゲエ（reggae）は、1960年代後半ジャマイカで成立したポピュラー音楽。
一般的にはスキャンクなどと称されるオフビートを刻むギター、ワンドロップと称される各小節の３拍目にアクセントが置かれるドラム、ベースによるうねるようなベースラインなどの音楽的特徴によって定義付けられる。
直接的には同じくジャマイカのポピュラー音楽であるスカ、ロックステディから発展したが、ジャマイカの伝統音楽であるメント、アメリカ合衆国発祥の黒人音楽であるリズムアンドブルース、トリニダード・トバゴ発祥のポピュラー音楽カリプソ、ラスタファリアンの音楽であるナイヤビンギ、コンゴ発祥の音楽クミナ、さらにはマーチなど多様な音楽の影響を受け成立した。
レゲエと言う呼称の語源には諸説あるが、1967年版のジャマイカ英語辞典によると「レゲエ(Reggae)」は「ぼろ、ぼろ布,または口げんか、口論」という意味を表すスラングとして紹介されている。このスラングが転じていつしか音楽のスタイルを表すようになったとされる説が有力である。
一般的には、リズムギターまたはキーボードが、バックビート（裏打ち）と呼ばれる2、4拍にアクセントを置いて演奏される特徴的なリズムの形式によって、レゲエは定義される。しかしより厳密には、レゲエをより特徴づけているのは裏打ちではなく、むしろドラムとベースが作るリズムの形式である。
レゲエはレベル・ミュージック(Rebel
Music/反抗の音楽)であるといわれる。その理由は社会批判、物質主義への批判、反植民地主義などの政治的なテーマが多く歌われるからである。これはラスタファリズムの影響が大きいが、全てのレゲエ・アーティストがラスタファリアンというわけではない。また、ジャマイカの伝統音楽であるメントと同様のコミカルな歌詞や、フォークロアや諺に基づく説話的歌詞、ブルースのようにゲットーの貧しい暮らしを嘆くもの、他のポピュラー音楽と同様の男女の愛や人生の機微、音楽への陶酔などを歌うものなどレゲエにおける歌詞の主題は幅広い。
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写真は、ＴＡＫ−Ｚだ。
後ろ姿は、３０歳くらいだが、顔は童顔で、実年齢の２４歳よりも下に見える。
若いにいちゃんだけあって、若いべっぴんの女性ファンもつめかけた。
声は、「甘い少年」のようだ。
ＴＡＫ−Ｚの曲が６曲もタダで視聴できる♪
↓
http://www.myspace.com/takzrockers ↑
特に「ともだちの証」は必見？じゃなくて必聴♪
遊牧民はこの「ともだちの証」に涙したのだ。
今〜遊牧民は、この「ともだちの証」をヘッドホンで何回も聴きながら、書いている。とにかく、聴いてみてほしい。
ファースト・アルバム『TEN
GALLON』は４月８日、全国発売だそうだ。
１０曲入って、１８９０円だそうだ。
（以下、「空堀路地夢ルポ９・感動の最終章」につづく）
「あんたは、最高のバックミュージシャンだ」
「そのハーモニカは、クラリネットのように澄んだ音色で、心が洗われるみたいだ」
〜遊牧民は、ＴＡＫ-Ｚのバックミュージシャンをされた、ハーモニカセッションのトニーさんに最大級の賞賛の言葉を贈った！
かつて、遊牧民はハーモニカの名手の「もり・けん」さんのライブを堺の創造空間ＢＯＸ1-6で観たことがあるが、「もり・けん」さん奏でるハーモニカは、まるで「オーケストラのような複合音」であったが、このトニーさんの奏でるハーモニカは、「クラリネット・ソロのような澄み切った単音の世界」なのである。
トニー（TONY
the WEED）さんのページ・６曲試聴できます
↓
http://www.myspace.com/tonytheweed
バックミュージシャンは、あくまでも脇役で、主役を引き立てるために最高の演奏をこころがける。
遊牧民の友人の、シンガー＆ソングライターの、かわさきゆたかさんのバックミュージシャンを２５年以上もつとめている「♭マンドリン」の秋元しんさんもすごいが、この若いトニーさんも、バックミュージシャンの役目を理解されている。こいつはすごいぞ！
そして、この「空堀路地夢」をプロデュースされた、路上的旅人さんも、ある意味、出演者を引きたてるバックミュージシャンなのだ。
みなさん、ありがとう♪
今度、やるときは、遊牧民に漫才させてちょんまげ！（５分でいいですから）
もちろん、ノーギャラ・ノー交通費・食事代自腹でＯＫですよん。
■「ちんどん通信社 (有)東西屋」さんのホームページ（楽しいですよ）
↓
http://www.tozaiya.co.jp/index.html
■主催者・路上的旅人さん撮影の「空堀路地夢」の写真がいっぱい見れます。
↓
http://rojyonotabibito.world.coocan.jp/newp5047.htm
■「空堀路地夢」の写真が、「デジブック」で観れます。
（素晴らしい技巧的スライドです）
↓
http://www.digibook.net/open_blogparts.php?cd=u[WV5xdp5ucIwiKae7]r[b240d84ceba94176f90f1365704104fe]
■路上的旅人ＴＯＰページ
↓
http://rojyonotabibito.world.coocan.jp/
■宮本たけしさんブログ
http://www.miyamoto-net.net/column2/diary/1238248032.html■しんきちさんブログ
http://blog.livedoor.jp/shinkichi98/archives/51178795.html■川村妙子さんブログ
http://taekoweb.blog42.fc2.com/
■ＴＡＫ-Ｚ
http://www.myspace.com/takzrockers
写真は、向かって左から宮本たけし（元参議院議員）さん、中央がトニー（TONY
the WEED）さん、向かって右の「にやけたサイコ野郎」が遊牧民。
（完）
★遊牧民★
２００９年３月更新の空堀路地夢ライブレポート
